海底開発条約

ニクソン米大統領が1970年5月のアメリカ海洋政策に関する声明について、同年8月に、国連の深海海底平和利用委員会に提案した海底資源の開発と低開発国援助を組み合わせた国際条約です。この条約案の骨子は、各国の主権がおよぶ海底は深さ200mまでの大陸だなとし、それ以上の海底については権利放棄を宣言する。新たに国際機関を設け深さ200m以上の海底の国際信託統治にあたらせる。信託統治下の海底における各種資源の採掘権料は国際機関が取立て、その大部分は発展途上国への援助に振り向ける。国際機関は海水汚染の防止、開発投資の安全性確保、開発に伴う国際紛争の処理などについての原則を造るなどからなっています。大陸だな条約によれば各国は、領海内の大睦だなの完全主権、領海外の大陸だなの資源を独占的に認めると規定されていますが、開発できる範囲については具体的な合意がみられていません。これに対してニクソン提案は深さ200m以上の海底資源の領有権放棄という具体的な枠を設定しようとする点、きわめて注日すべきものとされていました。

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