大陸だな

大陸だなとは大陸や大きな島などの沖合の水深約200m以下の浅い海底で、深海底に対して、たな状をなしている場所を言います。1958年4月にジュネーブ海洋法国際会議で採択された、大陸だなに関する条約では、地理学上の概念のほかに水深200を越えても、上部水域の水深が海底区域の天然資源の開発を可能にするところまでの海床および地下を加えました。したがっで海岸線から沖合い何キロまでという意味ではありません。45年9月、トルーマン米大統領が、この地域への支配または管理権を主張した宣言、トルーマン宣言を発表し、中南米諸国やペルシャ湾沿岸の諸国もこれにならい、さらにチリ、韓国のように、大陸だなとは関連のない広い海洋を主権下におこうとする国ま出て来ました。このような大陸だなには、これを探索し、その天然資源を開発するために、治岸国が主権的権利を行使しうるとしました。この条約は64年6月にやっと発効しましたが、日本は終始反対し、署名もしていないために、発効しても法的には拘束されませんが、条約責成派の中には、アメリカ、イギリスなどがあり、日本の漁業に影響するところは少なくはありませんでした。
大陸だな資源法案とは昭和44年9月に、石油および可燃性ガス資源開発審議会の答申に基づき、通産省が準備した大陸だな鉱物資源開発促進法案のことです。特にこの法律を準備したのは、大陸だなから採掘する資源の処分を通産省の省令の規定に従わせることによって海外への流出を防ぎ、すぺて通産大臣の強い権限にゆだねており、国際法上、大陸だなの定義を明確にし近隣諸国との将来における境界間題にそなえようとするものとして注目されました。

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