保護国と内政不干渉

保護国とは二つの国家が条約、保護条約を締結して、一方の国が他方の国の主権の一部を行使する場合に前者が保護国、後者が被保護国と言われます。譲られる主権の内容は個々の場合で異なりますが、この関係がすべて合意を基礎として生じる点に特色があります。しかし、この合意は強国の一方的な押しつけで得られることが多く、合併への一里塚として、第三国の非難を和らげるために行なわれる例が多くなっていました。1905年から10の韓国、1912年から56年のモロッコは、それぞれ日本、フランスの保議国でした。
内政不干渉とは一国の国内政治、経済、社会の体制は、国民の自由な意思によって決められるべきで、外国が干渉してはならないことを言います。国連憲章第2条7項、日ソ共同宣言の第3項などにうたわれている。国内問題不干渉の原則とも言われますが、近年のように緊密化した国際関係では、条約などにより国内問題を国際的に規制することが多くなり、国際関係事項への転化、内政の範囲が狭くなってきています。

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